境内 ( けいだい )には、紙銭 ( しぜ ) (金紙 ( きんがみ ))とお線香 ( せんこう )が売 ( う )られています。お線香 ( せんこう )は、日本 ( にほん )と違 ( ちが )って太 ( ふと )くて長 ( なが )いものと、蚊取 ( かと )り線香 ( せんこう )のお化 ( ば )けのようなものの二種類 ( にしゅるい )があります。蚊取 ( かと )り線香型 ( せんこうかた )のものは 廟 ( びょう )の天井 ( てんじょう )からぶらさげて使 ( つか )うのです。長 ( なが )い線香 ( せんこう )に火をつけて、束 ( たば )ねて持 ( も )ち、一本一本 ( いっぽんいっぽん )、鎮座 ( ちんざ )するさまざまな神様 ( かみさま )を拝 ( おが )んで巡 ( めぐ )る。
先 ( ま )ず、城煌寺 ( しろこうてら )を紹介 ( しょうかい )しておきます。奥 ( おく )の神様 ( かみさま )が城煌老爺 ( じょうおうどうや )、お国 ( くに )の鎮守 ( ちんじゅ )の神様 ( かみさま )にあたります。この世 ( よ )で裁 ( さば )けない訴 ( うった )えごとを、 あの世 ( よ )で裁 ( さば )く、司法大臣 ( しほうだいじん )にあたります。線香 ( せんこう )を炉 ( ろ )に一本 ( いっぽん )入れてください。
次 ( つぎ )は、因縁 ( いんねん )を狙 ( ねら )う月下老人 ( げっかろうじん )です。神様 ( かみさま )に三回拝 ( おが )んで、心 ( こころ )の中 ( なか )で自分 ( じぶん )の名前 ( なまえ )、住所 ( じゅうしょ )、生年月日 ( せいねんがっぴ )、好 ( す )きな相手 ( あいて )のタイプを唱 ( とな )えて、守 ( まも )ってお願 ( ねが )いします。線香 ( せんこう )を炉 ( ろ )に一本 ( いっぽん )入れてください。
こちらは義勇公 ( ぎゆうこう )で、お願 ( ねが )いことは生活 ( せいかつ )がスムーズできる、小人 ( こびと )を防 ( ふせ )ぐためです。
城煌奥 ( じょうこうのおく )さんに因縁 ( いんねん )もお願 ( おねが )いできるって。観音菩薩 ( かんのんぼさつ )には知恵 ( ちえ )と平安 ( へいあん )などをお願 ( ねが )いできる。線香 ( せんこう )を炉 ( ろ )に一本 ( いっぽん )入れてください。最 ( さい )後 ( ご )、赤 ( あか )い糸 ( いと )で炉 ( ろ )の真上 ( まうえ )に時計方向 ( とけいほうこう )へ三回回 ( さんかいまわ )してから、糸 ( いと )を自分 ( じぶん )の財布 ( さいふ )に入 ( い )れてください。
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